筆算にストレスを感じてしまうという方へ
おはようございます。小菅です。
この単元は「底面積×高さ」という公式に当てはめて解くだけなので、考え方は決して難しくありませんが、以下のような点がつまずきのポイントになるかと私は思っています。
1) 底面積の求め方をきちんと理解しているか?
→ 長方形・正方形の面積の求め方は?三角形・台形・ひし形の面積の求め方は?円の面積の求め方は?…などなど。
2) 小数のかけ算を素早くかつ正確に処理することができるか?
→ 筆算が2段、3段…と続くものが億劫になっていないか? 小数点の正しい位置に打つことができるか? …などなど。
私個人は、2つの理由のうち、1)が理由でつまずいている方は私個人はそんなに心配しません。これは大抵の場合「求め方を忘れているだけ」なので、そこをきちんと復習させればすぐに改善されるからです。
しかし、2)が原因でつまずいている方は要注意で、この方はできるだけ早く改善をしないとずっと苦労が続いてしまいます。
なぜなら、小数どうしのかけ算やわり算は中学校の理系教科の学習で必須の内容で、これができないと計算問題が解けなくなってしまうからです。
例えば、中学1年生の理科で「密度が求められない。」「濃度が求められない。」…などの話が出た場合、考え方が分からないのではなく、小数どうしの計算が素早くできないがために、面倒、嫌だとなっているのがほとんどなんですね。
ですから、私もできる限り「正確かつ素早く正解をするための計算のコツ」をお伝えをし、お子さんたちには積極的に取り入れてもらうようにしています。
昨日、一緒に学習していた生徒さんの中の1人は、どうしても筆算が2段、3段…と長くなると計算がうまく処理できなくなると困っていたので、次のようなアドバイスをさせていただきました。
算数が好きで、計算が達者な生徒さんにはもっと別なアプローチもありますが、苦手な生徒さんの場合、まずは「計算のストレスを軽減してあげること」がいちばんではないかと私は考えていまして、このように計算していただくのもその手段の1つになります。
もし、筆算がうまくできない、小数点の位置がズレる…などの症状がみられる場合には、ぜひ、こちらの方法を試してみてください。
その他にも計算を上手に行うための「コツ」を私の授業ではお子さんたちにいろいろとお伝えをしておりますので、ぜひ、お気軽にご質問ください。
さあ、今日も1日、張り切って行きますよ~!それでは、また~。(*^_^*)