教室ブログ - 学習方法について

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問題を繰り返し解くこと以上に大事な方法は…。


おはようございます。小菅です。

定期テストが近づき、ここ最近は生徒のみんなと共にテスト勉強中です。

昨晩は中学1年生の地理の学習をサポートしていました。

社会は「暗記」と昔から言われていますが、暗記するときに「ただ闇雲に答えを暗記する」ようなやり方は私はあまりおすすめできなかなと思っています。

まぁ、そうは言っても山脈や川の名前などは何度も反復して覚えるしかないんですが、私がお伝えしたのは「農業」や「宗教」などの分布などについてです。

例えば、今、中学1年生のお子さんたちが学習している「アジア」で言えば、畑作が盛んな地域と稲作が盛んな地域に分かれますが、これには気候が大きく関係するわけです。

だから、単に「南側が稲作、北側が畑作」と覚えるだけでなく、「どうして、このような区分になるのか?」という背景を一緒に学ぶことで記憶はずっと長期的に残るようになるわけです。

また、「宗教」について言えば歴史的な背景が関係するわけで、生徒のみんなが普段英会話レッスンでお世話になっている先生たちの母国・フィリピンを例にあげると、フィリピンはスペインの植民地になったため、その影響でスペインと同じカトリックが信仰されるようになったためキリスト教なわけなんですね。

生徒の皆さんからすると「覚えることが増えて、もっと大変になるじゃん!」となりそうですが、「本当の知識」をして活用できるようにするためには、こういう覚え方をして欲しいと思っています。

「問題を繰り返し解くこと」はとても大事なことではありますが、より大事にしてほしいのは「教科書を繰り返し読むこと」なんですね。

教科書にはそういったことが1つ1つしっかりと書かれていますから、これを毎日、毎日繰り返し読むことでそれらの知識を頭に刷り込んでいくこんで言って欲しいのです。

先日、教室で学習していた「社会の点数が取れている」数名のお子さんの学習の様子を見ていましたが、黙読ではなく、音読していました。私はこの姿を見て「さすがだなぁ…。」と感心してしまいました。

ぜひ「良い習慣」を取り入れていっていただけたら幸いです。どうせ時間をかけて学習するなら良い結果に結びつけて行きたいですよね!

ともに頑張って行きましょう! それでは、また!^_^



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