「効率重視」も大事だけど、時には「無駄」に見えることも必要だと私は思っています。
おはようございます。小菅です。
さて、今日は真面目な学習に関するお話しを少しだけ。
「意味調べの際、電子的なツールを使う方が良いのか、それともアナログなるツールを使う方が良いのか…?」
これは時と場合、目的によっても違ってくるとは思いますが、私個人はデジタルツールに偏ることなく、辞書や教科書などに代表される紙ベースのアナログなツールも積極的に使って欲しいと考えています。
電子的なツールは調べたいものに対して即時に回答をしてくれますので「効率」を重んじる場合にはとても良いツールだと思います。
その点、アナログなツールは調べたいことにたどり着くまでに自分で文章を読まなければなりませんので、時間もかかりますし、面倒でもあります。
ただ、その「無駄」と思える部分こそが大事なのではないかと私個人は思っています。
そもそも「知識」というのはそのことを深く掘り下げようとしますと、必ずその周辺のことも掘らないといけなくなるものだと思いますし、そうしていかないと知識が広がらないと思うですね。
また「知識」は単独で存在するのではなく、いろいろなことが繋がり合って「本物の知識」になっていくのではないかと私は思っています。
例えば、私が学生時代野球部だったんですが「野球がもっともっと上手になりたい!」と練習方法やトレーニング方法を学んで行くうちに、栄養学やメンタルトレーニングの領域まで学びが広がっていき、結果としてプレーのパフォーマンスが向上していきました。
そういった面で、教室の中で分からないものがあったときには、できるだけ辞書や教科書を使って調べるようにしてもらっています。
事実、そうして取り組んでもらいますとお子さんたちの中には辞書に読みふけってしまったり、他の項目まで調べ始めてしまったりする方もいます。
まぁ、効率の面ではNGなんでしょうけど、長い目で見ると、私は学びの姿勢としてこういう部分をこれからも大事にしていける教室でありたいと考えています。
さあ、今日も張り切っていきましょう!それでは、また!^_^