学習時間に対する私の考えはこうです。
おはようございます。小菅です。
今日、ある生徒さんと「日々の学習時間」について話になりました。
話のきっかけは生徒さんから「1日どれぐらいの時間を学習すれば良いのか?」という質問を受けたところからでした。
私は生徒さんに次のようなことを私個人の考えとして話させてもらいました。
- まず「何時間やるか?」よりも「何をやるべきか?」を考える方が先だよ。
- 「やるべきこと」をきちんとやっている人は自ずと学習時間は長くなってしまうのが普通だから。
- 例えば「学校から出る各教科の宿題」と「自主学習」をやるのに最低30分ずつかかるとすれば、すでにこの段階で1時間必要。
- さらに、今日1日で学習したこと各教科の復習をするのにそれぞれ最低30分ずつかかるとすると、30分×5教科だから2.5時間必要だよね。まぁ、これに関しては数学・英語だけは必ず毎日、その他の教科は授業日があった日だけにしたとするともう少しだけ減るのかな。
- でも、これだけをやるとしただけでもどんなに少なくたって2時間程度の学習時間は必要になると思う。
- その他に今まで学習してきて分からないことを調べ直したり、苦手な分野を克服しようと思って演習に取り組んだり…とメニューを加えたら、もっと時間はかかるってことだよね?
- だから、今の段階で学習時間が2時間未満であれば「内容が薄い勉強」しかしていないのではないかとまずは一旦考えた方が良いと思う。
- もし、これ以上の時間をかけていても点数が取れないっていう場合は、学習時間に占める「アウトプット」の時間が少ない可能性があるよね。
- よく、学校の先生方が「学習時間は『学年+1時間』」ってお話をするけど、それはまさにその通りなんじゃないかと先生は思っているんだよね。
- 先生自身も毎日勉強しているけれど、自分の分からないことを調べたり、何でだろうって考えたりしながら進めていると、1教科やるだけだってあっという間に1~2時間が過ぎてしまっているなんてことはよくあるよ。
- そういう点を踏まえてもう1回「毎日自分が取り組むこと」しかも「学校の宿題や自主学習」以外をリストアップすることが大事じゃないかな。
この生徒さんは真剣に運動に取り組んでいるいる生徒さんなので、こんな話も付け加えました。
「例えば毎日の練習時間が30分だ1時間程度って言っているチームだったら大会で勝てる?」
すると、その生徒さんから「いや、それは勝てないっすよ!」という答えが返ってきたので私も「そうでしょ。それは勉強も同じなんだよ。」と返しました。
ダラダラとただ長時間学習をするのは愚の骨頂ですが、どんなに集中して短時間にしたとしても「これだけの時間は絶対に必要」という限界値はあるはずなんですよね。
定期テストが終わったこの時期だからこそ、もう1度、自分の日々の学習内容を見直しして、学習時間が不足していないのか見直しをしてみてはいかがでしょうか…?
「何をしていいのか分からなくって…。」という方は遠慮なくご相談ください。一緒に計画を立てるお手伝いをさせていただきますよ。
共に力を合わせて取り組んで行きましょう! それでは、また! ^_^