ちょっとした心掛け次第ではないかと考えています。
おはようございます。小菅です。
昨日は久し振りに生徒さんたちをちょっときつめに叱りました。
と言うのも、ここのところテキストや筆記用具などの「忘れ物」が見られるようになっていたからです…。
私の忘れ物に対する考え方は下記の通りで、昨日、生徒さんたちには懇々切々とこのことを話ししました。
- 塾に来るにあたり、テキストや筆記用具を持って来るのは最低限の準備だと自分は思っている。
- これらを持っていかないというのは、試合会場にグローブやスパイク、ユニホームを持たずにやって来るようなもの。
- そんな状態の人が「本気で成績を上げたい!」と思っているとは自分は感じることができない。
- もし「そんなことははいです。」と反論されても、「でも、行動は伴っていないよね?」と言ってしまうと思う。
- そんな次元の低い話をしなくてもいいように、お互い、高い意識を持って取り組んで行きたいというのが自分の願い。・・・などなど。
私は昭和世代かつ根っからの体育会系の人間で、こういうことを幼少期からがっつり染み込ませてきまっていて、今の生徒さんたちにその価値観を押し付けるのはどうかなと感じる部分はあるのですが、こういったことは時代に関係なく大事なことではないかと私は本当に思うんですよね…。
ここ最近、こういう風に注意をすると「キレてる」とか「パワハラ」、「コンプラ」とか言われてしまうので本当に言いにくい感じがしますが、私は「ダメなものはダメ」としっかり言っていきたいと思っています。
これは自分の感情に任せて「怒っている」のではなく、生徒さんたちの成長のために「叱っている」わけですから…。
大抵、忘れ物をするときっていうのは、自分自身の経験も踏まえてお話しすると「心」にも「時間的」にも余裕がないときなんです。つまり「焦っているとき」です。
多くの生徒さんたちは、部活が終わってすぐ食事を取り、急いで教室に来てくださっているので本当にその状況はよく分かるんです…。
でも、玄関を出る前に1分だけでも良いのでちょっと立ち止まって「持ち物を確認する」ことは意識次第で十分行っていただけるのではないかと私は思うのです。
そして、そういう余裕を持つことは忘れ物の防止だけでなく、通塾途中の事故防止などにも繋がっていくのではないかと思っています。
そういった点を踏まえて「たかが忘れ物じゃん…。」と済ませないでいただけたら幸いに存じます。
悪い習慣は自分を甘やかせば勝手に身についていきますが、良い習慣ほど自分から意識的に取り組まないと身につかないものですのでね…。
お互い、そういった点を意識しながら日々取り組んで行きましょう。それでは、また!