教室ブログ - 教室のようす

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小菅と一緒に、ゆっくり、焦らず、1つ1つ丁寧に解いてみよう!


おはようございます。小菅です。

定期テストも終わり、中学1年生のみんなは今、1次方程式の「文章問題」をゆ~っくり学習中です。

というのも、生徒のみんなから「難しい…。」「どう解いていいか分からない…。」…などのネガティブワードが続出しているからです…。(;´д`)トホホ

文章問題が分からなくなる原因というのはそもそも算数や数学の力がないというよりも、問題文に書かれている内容が理解できていないということだと思うんですね。

だから、書かれている内容を1つ1つ確認しながらゆっくり一緒に立式してあげることが大事だと私は考えていまして、生徒さんとはこんなやり取りが続きました。


私:「ミカンの個数とリンゴの個数を求めてって言われているけど、2つ文字を使うわけにはいかないから、まずどちらをxにするか決めようよ。はい、ミカンの方が好きな人~?」

生徒さん:「(全員が一斉に手を挙げて)ハイっ!!」

私:「じゃあ、ミカンがx個にするよ~。今、合わせて13個って言ってるから、リンゴの数はどうやったら表せる?」

生徒さん:「ミカンの個数を引けばいい!」

私:「だよね~。じゃあ、文字式で表してごらんよ!できた人は答えを言っちゃダメだかんね!」

※ しばらく机間巡視しながら、みんなの解答の様子を確認。

私:「よし、みんなできてるね!じゃあ、次にミカンとリンゴ、それぞれの代金を表していこうよ。まず、ミカンだ。1個80円のものをx個買うんだから代金はどうすれば求められる?」

生徒さん:「かける!」

私:「ちゃんと分かってんじゃん!じゃあ、リンゴもできるよね?そしたら、もう方程式、立てられんじゃないの?」

※ 生徒さんたちの表情はこの段階ですでに「もう、わかった!」「俺(私)がいちばん最初に正解するぞ!」って雰囲気になります。



とまぁ、こんな感じで出題パターンごとに内容を確認し、ゆ~っくり丁寧に取り組んでいくと、ちゃ~んと生徒さんたちはできるようになるんですよねぇ~。

授業の冒頭、「嫌だ~!」「やりたくねぇ~!」って言っていたのが嘘のように、みんな「今日、すげぇ分かった!」「俺、天才かも!」なんて声が聞こえていました。

もちろん、みんなが頑張ってくれたことがいちばんだけど、先生の腕と盛り上げ方が上手ってことも忘れちゃだめだから~!笑

さて、次回の授業では「道のり・速さ・時間」や「割合」に関するものも一緒に挑戦していきましょうね!

それでは、また!(*^_^*)


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