脳じゃなくて脊髄で反応できるレベルまで持っていってねぇ~。
おはようございます。小菅です。
小さな頃から毎日のように炎天下の中で野球の練習をしてきましたから「暑さ」にする耐性はかなり強いと思っているんですが…。
「この暑さ、やべぇって…。」
今週続いている暑さは危険ですね…。暑いだけじゃなくて湿度も高いんで、かなりキツイですね…。
この暑さが影響してか、今週は体調不良で授業を欠席している生徒さんがチラホラと出ています。
定期テストも終わっていますから、無理はせずにゆっくり休んでいただけたらと思います。
さて、昨晩の授業でのこと。
中学3年生の数名と「平方根」の学習をしていたんですが…。
私:「はい、これダメねぇ~。今後の中の数、もっと小さくできますぅ~。」「まだまだ頭で考えてるよ~。問題を見て反射的に答えがでるようにしようねぇ~!」…などなど。
お子さんたちを軽く煽りつつ(笑)、基礎的メニューの練習を繰り返し、繰り返し行ってもらいました。
毎年のことながら、この単元って「苦手…。」「よく分かんない…。」…と問題にマウントを取られてしまう人が続出する単元なんです…。
何でかって私なりに理由を考えると、この単元って「かなり感覚的な要素が大きいから」だと思うんです。
簡単に言うと、「1+1=2」とか「2×3=6」とかって、いちいち考えて解かなように、「√98=7√2」「√242=11√2」とかって、問題と目があった瞬間に瞬殺できるようにしていないからってことなんです。
生徒さんが算数や数学を嫌いになってしまう理由の1つが「計算に時間がかかってしまう」ということがあると思っています。
「時間がかかる」から「面倒くさい」ってなる。「面倒くさい」から「やりたくない!」ってなる。だから「練習量が減る」ので、結果「算数・数学が嫌いになる」って感じだと思うんですよ。
だから、まずはしっかりとした「計算力」を付けさせることが大事だと私は思っています。
スポーツの基本が「走り込みなどによる足腰の強化」であるように、算数・数学の基本はここにあると私は思っています。
まぁ、かと言ってただ闇雲に数をこなしてもスピードは上がりませんので「どうやったら処理速度を上げることができるのか?」についてレクチャーをさせていただきました。
近年、私は「英語の先生」と化していますが、本当に自信があるのは「数学の指導」ですから~。笑
私が「ここをこうしたら、ほら簡単でしょ?」なんて話をすると、生徒さんたちは「うわ、めっちゃ楽じゃん!」「そうか、こうすれば間違えないのか…!」と喜んでくれていました。
フッ、フッ、フッ…。これが長年指導経験を積んできた「職人の技」ですよ!笑
生徒さんたちの役に立てたこういう瞬間は「あぁ、この仕事してて良かった~。」って思う瞬間ですねぇ~。
でも、できるようになったからと言って「復習」をサボっちゃダメですよ。ヒトは学習したことを復習しないときちんと「忘れる」ようになってますからね。
計算のコツを掴んでスムーズにできるようになってからこそ、繰り返し反復して反射的にできるレベルまで持っていってくださいね!
脳で反応するんじゃなく、脊髄で反応するレベルを目指すべし!
いや~、今日もどこまで暑くなんだろ…。今日も暑さに負けずに楽しく取り組んでいきましょう。それでは、また~。^_^