段階的に学習内容を変えてみてくださいね!
おはようございます。小菅です。
5月も3分の2ほど過ぎ、あっという間に6月になってしまいますねぇ~。
年齢を重ねれば重ねるほど月日が経つのが本当に早いなぁと感じます…。
ぼ~っとしてたらあれよあれよという間におじいちゃんになってしまいそうです…。笑
週末は中・高校生の個別指導でした。
5月末に「英語検定」の受検を控えた生徒さんたちは本番を想定して「過去問演習」を実施しました。
各単元に分かれて学習しているときは「わかる!」「できる!」と感じていた内容であっても、本番の問題のように「各内容がごちゃ混ぜ状態」になると、途端に「あれ?」ってなることは少なくありません。
私はこの感じを個人的には「野球のバッティング」と同じと思っています。
バッティングセンターのようにマシンが投げてくるボールは、球種・球速さらにコースもほぼ一定です。だから、あまり深く考えなくてもタイミングさえ合わせてしまえば簡単に打ち返すことができてしまうわけです。
しかし、実際のピッチャーが投げる場合、球種・球速はもちろんコースや間の取り方など、あらゆるものがごちゃ混ぜですから、前者のように簡単に打ち返すことが難しくなります。
これが試合になれば、相手ピッチャーは「打たせてなるものか!」と本気で投げ込んでくるわけですから、より難易度は上がるわけです。
学習も同じで、各単元に分かれているときは「同じパターン」の繰り返しですから、何も考えなくてもスラスラ解けるようになるのが普通なんです。だから、この状態のときに「わかる”」「できる!」と勘違いをしてしまうと大変危険だと私は思っています。
これはあくまでも「フォーム固め」のための練習であり、これができるようになったら次のステップに練習を切り替えないとなりません。
これは英検の学習に限りませんが、ある程度、基礎的な内容ができるようになってきたら、あらゆる単元がごちゃ混ぜになった問題を解かないと「本当の力」は身につかないと私は考えています。
例えば、英検などの検定や模擬テストの場合でしたら「過去問演習」、定期テストの場合ならば教科書やワークなどの「まとめの問題」や「章末問題」のようなものに取り組むって感じですかね。
こういうものに取り組んでみると、分かったつもりでいたけどまだ理解できていなかった箇所が浮き彫りになりますから、そこをもう1度単元に分かれているテキスト類で再確認していくのが理想的ではないかと思います。
ぜひ、そんな点を普段の学習から意識して取り組んでみていただけたらと思います。頑張りましょうね!
さあ、今日はお休みのあとの月曜日ですので、元気出して行きましょうね! それでは、また~!^_^