本当の力をつけたいなら単一項目での学習はNGですよ!!
おはようございます。小菅です。
昨晩は中学2年生と英語&数学の授業でした。
英語は「不定詞の名詞的用法(中1内容の復習)」から入り、「It is … to + 動詞の原形」の文の学習をし、UNIT3の学習が終了しました。
毎年、不定詞の学習は多くの生徒さんが「難しいなぁ…。」とぼやく単元ですが、それでも昨日の内容は形がはっきりとしているためみんな取り組みやすい内容だったのではないかと思います。
空所穴埋め、並び替え、充英作文などスムーズにできていた方がとても多かったですね!! ^_^
が、しかし…!!
毎度同じ話になってしまいますが「単一項目」でできたからと満足してはダメですからね!!
学習の初期段階であれば「単一項目」に的を絞ってしっかりと「フォーム固め」をすることが大事ですが、ある程度できるようになったら今度は「複数項目」が入り混じった状態で学習することを心掛けて欲しいのです。
例えば、今回の「Unit3」だけで言っても「副詞的用法」「形容詞的用法」「名詞的用法」を同時に学習することが望ましいです。
「単一項目」に絞って学習するのは、野球の練習で言うなら球速・速度が一定に設定されたピッチングマシンで打撃練習を行うようなもの。でも、実戦はこんな単純ではないですよね?
実戦なら、本物のピッチャーが球速もコースも投げるもバラバラに投げ分けてくるわけじゃないですか。
これはお子さんたちが受けるテストでも同じことが言えます。
実際のテストでは「単一項目」で出題されるわけではなく、あらゆる項目、難易度から出題をされるわけですから、普段からそれに対応するための練習をしていなければテストで好結果は残せないわけです。
「時間をかけているわりに点数が取れない…。」という方の場合、単純な演習不足だけでなく、問題への取り組み方が「綺麗に項目を縦割りにして学習してしまっている」可能性もあると思います。
多くのテキストは綺麗に項目ごとに構成されていますから、どうしても学習するときにはこれに沿って学習してしまうと思うんで仕方ない部分はあるのですが…。
こちらも授業や宿題の進め方を工夫し、できる限り「複数項目が入り混じった問題」を取り組んでいただけるようにしていますが、ぜひ、生徒のみんなもこんな点を意識しながら取り組んでいただくと「本当の力」がついてくるかと思いますよ。
ぜひ、意識的に取り組んでくださいね!! さあ、今日も1日張り切って行きましょう!! それでは、また!! ^_^