「何のために学ぶのか?」についてこんな考えを持っています。
おはようございます。小菅です。
昨晩は中学3年生との授業。今年度も私は理科を担当させていただいています。
修学旅行も終わり、生徒のみんなのやる気も一段と高まっている感じです。
授業の方は昨日から「酸・アルカリ」「中和」の学習に入りました。
自分は生徒さんと同じ年代の頃、この単元の学習が本当に楽しかったことを記憶しています。
「目には見えていないけど、物質どうしの間ではこんなやり取りが行われているんだ…!!」と感動したのを記憶しています。
昨日の授業では、そんな水溶液中にどんなイオンが存在しているのか、その水溶液どうしが混ざり合うとどんな反応が起こっているのかを丁寧に説明をさせていただきました。
すると、生徒さんたちは「なるほど…。」「そうか…。」という表情で、真剣に聞き入ってくれていました。いや~、ありがとうございました…。m(__)m
学習が苦手な生徒さんの中には「こんな学習をしても将来、使いませんよね?」という話をされる生徒さんもいますが、いろいろなことを学ぶことで「ものの見方が変わる」「1つのものを多方面から見ることができるようになる」と私は考えています。
例えば、昨日の内容を学んだ生徒さんの中には、今後、お家で食塩水や酢を見たときに「あぁ、この中には○○イオンと△△イオンがいるんだよなぁ~。」とか、「これとこれを混ぜたら、こんな反応が起こっているんだよなぁ~。」とかと思いながら、それらを見れるようになる方もいると思うんです。
そんな風にものの見方が変わったり、多方面から物事が見れるようになるということは「いろいろなことに気づくことができるようになる」と思うんです。
そして、それができるようになると「自分の考え方や行動が変化する」し、それらが変わることで「結果が変化する」と私は考えています。
これが私が考える「何のために学ぶのか?」ということの理由の1つでもあります。
学習を通じて、お子さんたちにそんなことを伝えていけたらと思っています。
これからも自分ができることを精一杯努めて行きます。共に頑張って行きましょうね!! それでは、また!! ^_^