お子さんたちの国語の力を高めたいと常に考えています。
おはようございます。小菅です。
昨日の天気とは一転、今日は激しい雨&風のせいでかなり寒く感じますね…。
寒暖差が激しいと体調を整えるのもなかなか大変になりますよね。
新学年が始まり、心身ともに疲れが出やすい時期ですのでお互いに気を付けて行きましょう!! ^_^
さて、話題は変わって真面目な学習のお話を少しだけ。
先日、お問い合わせをいただいた保護者さまからこんなご相談をいただきました。
「定期テストの国語は点数がいいのですが、実力テストの国語になるとどうしても点数が下がってしまうんです…。」
これは、私自身もここ数年の間でかなり顕著になってきたのではないかと感じていることの1つです。
定期テストの場合、学校や塾で何度も本文を読み、その内容の解説を聞き、さらに問題演習も行ったうえでテストに臨みます。
だから、私はお子さんたちによくこういう話をします。
「事前に内容が分かっていてテストされるんだから、正解を出せないとマズいでしょ。」
よほど出題者の先生が独自性を出した問題でない限り、学校のワークや単元テストなどをしっかり確認しておけば悪い点数になることは考えにくいと私は思っています。
それに対し、実力テストや入試問題などは「初見で見る文章」です。(私のように長く現場にいると、たまに「あっ!! この文章、読んだことある」という場合もありますが、生徒さんたちはまずないと思います。)
制限時間内で本文を正確に読み取り、正しい解答の「型」に当てはめながら正解を書き記さなければなりません。
それでは、どうしたらそういう力を身に付けることができるのか…?
これはもう当たり前のことながら「練習を積み重ねる」しかないと私は思っています。
そのため、うちの教室では長年、小学生は「教科書準拠版(教科書の内容のテキスト)」は使わずに「標準版(教科書の内容ではないもの)」を使った授業をしてきました。(漢字だけは教科書準拠の方がお子さんたちが進めやすいので使用しています。)
そして、今年度からは中学生も「標準版」の問題を採用し「国語力の底上げ」を行うことにいたしました。
というのも、お子さんたちが自宅でいちばん取り組みにくい(いや、取り組まないと言った方が正しい気がします。)のが「国語の学習」だと私は思うからです。
でも、運動と一緒で「使わない」「鍛えない」では、いっこうにその力が高まることはあり得ませんからね。
お子さんたちが自ら取り組まないのであれば、こちらからガンガン仕掛けていくのも私たちの大切な仕事だと私は思っています。
昔から言われていますが「国語は全ての教科の土台になる教科」であり、国語の力を高めずして他教科の真の実力向上はあり得ないと思っています。人間は「言葉」を使って様々なことを考えるわけですからね。
お子さんたちの力を引き出せるよう、私も今、自分ができることを精一杯努めていきます。共に頑張って行きましょうね!!
さあ、今日も1日、張り切って行きましょう!! それでは、また!! ^_^