考える力を伸ばすために必要なこと
おはようございます。小菅です。
今朝は昨晩からの雨も止み、青空が広がっていますね。
ここ最近、すっかり温かくなってきたんで身体も楽ですねぇ~。
しかしその一方で私は花粉症なので、目・鼻・喉の不調がずっと続いております。笑
花粉症をお持ちの皆さんはもうしばらく戦いが続きそうですね。お互い、頑張りましょう!! ^_^
さて、昨日の夕方は小学生のお子さんたちとの授業からスタート!!
新学年のテキストは既に到着していますが、旧学年のテキストで解き切れていない箇所を使って復習を実施していました。
その際、文章題を解いていたある生徒さんからこんな声が聞こえてきました。
生徒さん:「先生~、これ、どうやんの?」
長年、私と付き合いのある生徒さんはよくご存じだと思うのですが、私はこういうとき、簡単にはヒントを出さず、必ずと言っていいほどこう切り返します。
私:「ちゃんと自分で考えてから質問してる?」
こちらも長年仕事をしてきてますから、生徒さんが懸命に考えたうえでヒントを求めているのか、早く終わらせた、楽して終わらせたいと思っているのかは解いている様子を見れば一目瞭然です。
他の先生、特に助っ人に入ってくれる卒塾生の女の子たちであればこんなときに「これはね、〇〇だから△△だよ!!」なんて優しく、笑顔で答えてくれるんでしょうが、私は絶対にしません。笑
だから、お子さんたちは私のことを「あいつ、全然教えてくんねぇ~。本当は分かんねぇんじゃねぇの!!」と文句を言っていると思います。笑
でも、これはお子さんたちを苦しめようとか、意地悪しようとか思ってしているわけじゃないですからね。
よく「子どもの考える力を伸ばす」なんて言いますが、考える力を伸ばすために何が必要かって言ったら「子ども自身に考えさせること」なんです よ。
ああでもない、こうでもないと一生懸命に自分自身で考えることなしに考える力が伸びるなんてことはあり得ないわけです。
これは「筋力をつけたい!!」と思っている人が、一生懸命トレーニングをするとのまったく同じですよね。
だから、私はまずは生徒さん自身がちゃ~んと考えてからじゃなければヒントは出さないように努めているわけです。
私だって本当はサササっと説明して「やっぱ、小菅先生は教えるのが上手だわ~。」って言われたいんですよ。実際、その方が「待つ」よりもずっと楽ですからね。笑
でも、それは長い目で見たときに決してお子さんのためにならないと思うんですよ。
「先生は聞けばすぐに教えてくれる」と思ってしまったら、楽したい生徒さんほど、どんどん私に聞いて終わらせるようになってしまいますからね。
少なくとも、私は数多くある学習塾の中で、うちを選んでくださったご家庭様には目先の結果だけでなく、将来的なことも考えた指導をご提供したいと考えています。
卒塾した後に「あの頃、小菅先生がああいう指導をしてくれていたのか、今なら良く理解できる」と言っていただけたら嬉しいですね。
これからもお子さんたちのために今の自分ができることを精一杯努めていきます。共に力を合わせて頑張って行きましょうね!!
さあ、今日も1日、張り切って行きますよ~!! それでは、また~!! ^_^