こういうところにその人の”気迫”や”気構え”が表れていると思うのです。
おはようございます。小菅です。^_^
ここのところ、体調不良(インフルエンザや胃腸炎)による欠席がちょっと増えています。
保護者さまからのお話しによると、小学校では学級閉鎖になったクラスも出てきているようです。
マスクの着用、手洗いやうがいをするなど、感染防止のための行動をお互い心掛けて行きましょうね!! ^_^
さて、ここからは真面目な学習の話。
具体的な学習技術というよりも、問題に対する気持ちについての私個人の思いを書かせていただこうかと思うのです。
昨日の受験生との「入試直前対策」でのこと。今、授業のオープニングはウォーミングアップと基礎的事項の確認のために数学の「基礎計算」の問題を時間を計測して取り組んでもらっています。
その中に含まれていたこちらの問題なんですが…。
数学を教えていらっしゃる先生なら分かると思いますが、こちらの問題は決して難しい問題ではありませんが、かと言ってすごく易しい問題でもありません。
根号(√)のついた数の大小関係や性質がきちんと理解していないとスマートな解き方はなかなかできないだと私は思います。
机間巡視をしながらお子さんたちの解答の様子を見ていくと、はじめから「自分には無理…。」と考えることを最初からあきらめてしまっている方の姿も見えました。
これが教科書レベルもままならない生徒さんたちなら別ですが、少なくても当日教室にいたメンバーはそうではありませんでした。
私は解説をしながら、お子さんたちに少々厳しく話をしました。
以前から何度も話をしているけれど、入試本番が近い今、とにかく”綺麗な解法とは言えずとも、絶対に正解を出す!!”という気持ちが必要だと言ってるね。
これを「テスト本番だ。」と思って取り組んでいたら、そんなに簡単にスルーしてしまうのだろうか…。
どうやって答えを出していいのか分からなければ、極端な話、nに1, 2, 3, ……と、どんどん数字を当てはめていってでも答えを探し出すぐらいのガッツがないといけないのではないかと俺個人は思うよね。
個人的にはこういう問題こそ、みんなのそういう”気迫”や”気構え”が現れる問題じゃないかと思うよ。
私のような考えが良いと思う方もいれば、分からないなら解説を聞いて、それを素直にインプットした方が無駄がなくて良いよねと考える方もいらっしゃると思います。
それはどちらが一方が正しいというものではありませんから、私個人の思いを押し付ける気持ちはありません。
これはあくまでも私個人の考えとして、私自身はそういった一見、効率が悪く無駄が多い泥臭い行動が必要だと思っています。
自分自身で全力で苦労して取り組んだ経験があればこそ、綺麗で効率良い方法がス~ッと身体に染み込んでいくのではないかと私は思うのです。
最初から楽して近道ばかり考えていると、大事なものを見逃してしまうのではないかと思っています。
そして、そういったガムシャラに取り組んでいる方を見ると、私は”この子の気持ちに何としても応えてあげないと…!!”と心を揺さぶられます。
私は昭和生まれのヤンキー文化世代、根っからの体育会系ですので考えが古いのかも知れませんが、時代がいくら変わっても大事なものは変わらないと信じています。
入試本番まで残された期日はあと2週間ほどです。ぜひ、最後まで”絶対に自分は合格するんだ!!”という強い気持ちを持ち続けて取り組んでもらえたらと思っています。力を合わせて、頑張って行きましょう!!
それでは、また!!