周囲の状況や数字に惑わされることなく、今の自分ができる最善の努力を続けてください。
おはようございます。小菅です。^_^
昨晩は受験生との授業でした。
日曜日の予告通り「顔を合わせたら挨拶の代わりに円錐の側面積、側面のおうぎ形の中心角を求める公式を聞くからね!!」という約束を実行しました。
Yくん：「こんばんは～!!」
私：「こんばんは!! で、円錐の側面積の求め方は？」
Yくん：「えっ!!」
私：「先生の顔が扇形に見えるぐらいまでしつこく聞くって言ったじゃん。はい、公式言ってみ。」
Yくん：「ええ～っと…。」
私：「遅い!! 即座に答えられないとダメ、ダメ!!」
その後も入室した生徒さんたちに同じ質問をし続けましたが、スパッと答えてくれる生徒さんは半分ぐらいした…。(;´д｀)ﾄﾎﾎ…
100個も200個も覚えて来いって言ってるわけじゃないんだから、ちゃんと覚えてきてくれないとね!! これからもしつこく聞き続けますからね!!（笑）
さて、実は今日はあと10分ほどで”次の日”を迎えてしまう時間なんです…。
今日は仕事の面でも私的な面でもいろいろと立て込んでしまって、まったく更新をする暇がなく現在に至ってしまいました。
2月は1月以上に時間が経つのが本当に早くて本当に毎日落ち着かないって感じです。(笑)
今週はすっかりお子さんたちの学習の様子を画像に収めることもできませんでした。＿|￣|○
そんな訳で、今日は何をお伝えすべきかと考えていたのですが、今日、教室に最後まで残っていた受験生の男子陣と話した内容に関することを話そうかと思います。
今日、県立高校の志願先変更後の倍率が発表になり、生徒さんはその倍率のことが気になっている様子でした。
私はそんな彼にこんな話をしました。
「この間も言ったけど、倍率なんて言うのは所詮『定員に対して受験者がどれだけいるか』という割合に過ぎない。
受けている全員がみんな合格圏内に入っている生徒だとは限らないってことだよ。
全然数字（偏差値）が届いていないけれど、私立高も決まっているしダメもとで勝負するって人も多数いる。
だから、倍率を必要以上に気にすることで、自分の持っている力が発揮できず自滅することがいちばん困った話だわ。
相手ばかり見ていると、自分が今、本来すべきことを見失って勝てる勝負も勝てなくなってしまうよ。
大事なのは試験当日、自分がこれまでに取り組んできたことをしっかり発揮できるようにする努力をするってことだ。
もし、自分が今までやってきたことを悔いなく発揮できたうえで合格できるならこれは最高だし、仮にだけど、もし、そうであっても合格できなかったというのなら、それは他の受験者が1枚も2枚も自分よりも上手だったってことだよ。
そうであったならば、もし不合格であったとしても胸を張って私立高に行って、また頑張れると思うよ。
でも、自分の力がまったく発揮できないまま試験が終わっていて、勝負に負けたなんていったらこれこそ悔やみきれないと思うよ。
先生がNGって言わない人は、きちんと数字も取れているし、努力もしているのを見たうえでGOサインを出しているんだから、もっと自信を持って取り組みなよ!!」
こう話をすると少し気分が落ち着いたのかいつもの可愛らしい笑顔に戻っていました。そう、その笑顔が大事だよね!!
皆さんも良くご存じの物語「ウサギとカメ」の話ですが、あれ、何でウサギが負けたかご存じですか？
あれ、ウサギとカメは「見ているところ」違っていたんですよね。
ウサギはいったい何を見ていたのかと言うと「カメ」という相手を見ていたんです。だから、自分よりも遅いカメを見て寝てしまったわけです。
その一方でカメはレース相手のウサギのことは見ていなかった。だから、ウサギが寝ていようが歩みを止めなかったわけです。カメが見ていたの「ゴール」だけだったんですね。
この物語が言わんとしていることは、自分のゴールは何かをしっかりと見極め、競争相手に惑わされることなくゴールを見ることの重要性です。
入試本番までの残された期間、もう1度「自分はなぜ、この高校に入りたいと思ったのか？」「高校卒業後にどんな進路を実現したいと思っているのか？」…ということを再確認したうえで、周囲の状況や数字に惑わされることなく、腹をくくって、今の自分にできる最善の努力を続けて欲しいと思っています。
自分も精一杯みんなのサポートを全力で続けます。合格発表当日、みんなで笑えるように頑張って行きましょうね!!
おっとすっかり日をまたいでしまいましたね…。明日も頑張りましょう!! それでは、また!!