もう1度気を引き締め直して、基礎の反復を大事にしてください。
おはようございます。小菅です。^_^
昨日は中1・中2が定期テスト直前のため、午前中から「教室開放」をして、生徒さんたちのテスト勉強のフォローをしていました。
教室のオープン時間とともに教室入りし、夕方までず~っと黙々と学習をしていた生徒さんもおりました。偉いね!!
テストまでの残りの期間、力を合わせて乗り切って行きましょう!!
さて、話題は変わって昨日の教室の様子を少しだけ。
昨日は中1・中2の教室開放とともに、受験生との「入試直前対策」も実施していました。
午前中は個別指導のお子さんたち、午後からはクラス指導のお子さんたちとの対策でした。
受験生のみんな、本当にお疲れさまでした。(*^_^*)
受験生のみんなは今、本当に良く頑張っていると思うのですが、昨日は少しだけ気合を入れるためにいろいろと話をしました。
それは精神面での内容から始まり、具体的な学習内容にわたってぎっちりと話をしました。
その中でも特に昨日は「入試当日までの数学の学習」についてはかなり念押しをさせていただきました。
というのも、昨日の生徒さんたちの学習の様子を見ると、明らかに「基礎的内容の練習不足」がいなめなかったからです。
具体的にはこんなミスが目立ち始めていました。
1) 「分数式の計算」と「分数を含む方程式」が混同する。
「計算せよ」と言われているのに分母を払う。逆に「方程式」なのに分母を払わずに計算する。
2) 「因数分解」と「二次方程式」が混同する。
「因数分解せよ」と言われているのに「x=○」と答える。「二次方程式を解け」と言われているのに因数分解でストップしてしまう。
3) 「円錐の表面積・体積」「球の表面積・体積」など「空間図形の計算に必要な公式」が使いこなせない。
毎日意識的に計算練習していかないと忘れちゃうよ…。1日にドカンとやるよりも毎日少しずつでも繰り返して方が記憶に残ります。
4) 「二次関数の変域」や「変化の割合」の問題が当たり前のように解けない。
毎授業、しつこく言っているけど、これらは「間違いなく出題される!!」って思って取り組んでおけって問題ですよ。特に「変化の割合」は簡単に求める式を使いこなせるように!!
5) 「根号のついた数を簡単にせよ」という出題と「素因数分解をせよ」という出題が混同する。
※ 他にも「確率」なのか「場合の数(○通り)」が混同している点、「関数の図形問題で単位を付けてしまう」などのミスも見られます。
これらのミスは長く数学を教えている先生ならば共感していただけるとは思うのですが、毎年多くの生徒さんが「ミスしやすい点」です。
しかしながら、私は生徒さんたちにこの点をしっかりと昨日語りました。
「入試当日は当然ミスはするものだとは思う。しかしながら、ミスしてはいけないミスがあるのも事実で、これらはまさしくその部類の問題なんだ。
こういうところでミスをして、たった1問不正解で不合格になってしまうことだってある。
そういう危機感を持ちながら取り組んでいるか? 何が何でも正解しなきゃって思いながら取り組んでる?
今の時代に合わないって言われるかもしれないけど、俺は最後は”絶対受かりたい!!” ”落ちたくない!!”っていう気持ちがどれだけ強いかが大事だと思ってるよ。
それは”思い”が行動の”源”だからだよ。強い思いがあるからこそ、それが行動に乗り移るんだよ。分かる?」
そう話をした後、生徒さんたちに今、お渡しして取り組んでもらっている問題集がどういう意図で作られていて、それをしっかりと取り組むことが今後、入試までの学習においてどれだけ重要な学習手段であるかを懇々切々と語りました。
この時期、お子さんたちが心身ともに疲れてくるのはとても分かります。お子さんたちにもそのことはきちんとお伝えしました。
しかしながら、その辛いのは県立を受けるみんな同じだからこそ、ここでグッと歯を食いしばって頑張らないといけなんだぞと気合を入れさせていただきました。
入試本番まで残りの期間をぜひ、悔いを残さない時間にして欲しいと思っています。そのために、自分も自分がみんなにできることを引き続き全力で取り組んで行きます。
お互い、気を引き締めて頑張って行きましょう!! それでは、また!!