教室ブログ - 教室のようす

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実戦で通用する力を養うために必要な練習なんです。

おはようございます。小菅です。^_^

昨日は教室はお休みでしたが、体験授業のお申し込みがあり午前中は教室に向かいました。

数多くある学習塾の中からうちの教室も候補の1つとしてお考えていただき誠にありがとうございました。

昨日は一緒に英語の授業をさせていただいたのですが、英会話の先生方のおかげで私の指導スキルも今まで以上にブラッシュアップされております!!(笑)

生徒さんも終始笑顔で授業に参加いただけたようで、その楽しんでくださっている姿が私を大変嬉しくさせてくださいました。

この出会いが”良縁”となるよう、自分も精一杯努めさせていただきますね!! 引き続き、よろしくお願いいたします。^_^




さて、昨日は授業がなかったので土曜日の授業の様子を少しだけ。

今、受験生のみんなの数学は、いろいろな単元が入り混じった問題集に取り組んでもらっています。


ごちゃ混ぜ問題を解かないと本当の力はつきませんよ!!


私は昔からずっと受験生にはこのことを言い続けています。

「ある程度力をつけてきたなら、各単元が入り混じった”ごちゃ混ぜ問題”を解かないと本当の力はつかないよ!!」

一般的に市販の教材というのは単元あるいは項目で綺麗にページ分けをされて製本されています。

それはお子さんたちにとって大変学習しやすい形式でありますが、それはお子さんたちに”負荷がかからない”状態であるとも言えます。

学習の初期段階あるいは基礎・基本の徹底という場面ではこういうテキストはとても有効ですが、入試を間近に控えた生徒さんや基礎・基本はすでにしっかり固まっている生徒さんにとってこの手の問題は”手の運動”だけになりがちだと思います。

というのも、綺麗に単元が分かれているため、賢いお子さんは頭を働かせず、単なる”パターン”で解いてしまうわけです。

私はこれをよく「バッティングの練習をピッチングマシンでするような感覚」と言っています。

球種、球速、コースが最初から予測できる状態ですから、タイミングを合わせさえすれば簡単に打ち返すことができてしまいます。(最も、160km/hなどの剛速球はちょっと別ですよ。)

しかし、受験生のみんなが受験する高校入試の問題やもぎテストの問題は、出題内容がはっきりしない状態で問題に対応しなければならないわけです。(まぁ、私たちのような職業の人間は長年の経験から出題の確率が高いものを予測はしますが、これは絶対ではありません。)

これを私は「実際の試合で、本物のピッチャーが投げる球を打ち返す感覚」と言っています。

球種、球速、コースだけでなく、投げる間合い、試合の状況…など、いろいろな要素が不確定の状態で打ち返さなければならないわけです。

ですから、受験生のみんなには積極的に新教研テストや実力テストの過去問演習をして欲しいと思っています。

しかしながら、それも準備出来る数に限界がありますし、生徒さんによってはそれだとなかなか思うように進まないなんて場合もあります。

私はそのため、もう何年も何年もうちを訪れてくださる教材メーカーさんにこう話をしていました。

「どうか、各単元が入り混じった問題を発刊してくれませんか?そうしたら、うちは即採用しますから。」

それはここ1年、2年程度ではなく、もう10年近く前から言い続けていました。

しかしながら発刊されることはなく、「もはや、これは無理だな…。」とあきらめ、おおっぴらには言えない方法(コピーや切り貼り)で対応をしていました。

が、しかし!! 昨年、あるメーカーさんから数学の「ごちゃ混ぜ式問題」が遂に発刊されたではありませんか…!! 私は「やっと作ってくださいましたか…。」と感動したのを鮮明に覚えています。

まぁ、この辺りの経緯はそんなに長くなくてもいいんですが、とにかく、そのぐらい「ごちゃ混ぜ問題をやることは受験生にとってとても大事だ!!」ということをお伝えしたいのです。

単元ごとに分かれているときはすんなりできる問題なのに、他の項目を混ざると急にできなくなるなんてことはよくあることです。

例えば「因数分解せよ」と問われているのに「x=2、x=-3」などと2次方程式と勘違いして答えを出してしまったなんてミス、ありませんか?

他にも「素因数分解せよ」と問われているのに「3√2」などと答えを書いて間違いになってしまったなんてこともありませんか?

そういったミスを確実に減らすことが志望校合格には必要不可欠だと私は思っています。

難問を解ける方というのは、地域トップ校の一部の方だけなんです、実際は。大事なのは「誰もが練習したらきちんと解ける問題でいかにミスをしないか」ということなんです。

先日のブログで「ミスはつきものと受け入れることが大事」とは言いましたが、しても良いミスととしてはいけないミスがあると私は思っています。

そのための訓練として、今、この問題をぎ~っちりやらせ続けているというわけです。

ぜひ、受験生のみんなにはその点を強く意識して取り組んでいっていただけたらと思っています。力を合わせて、残りの期間も取り組んで行きましょう!!

それでは、また!! ^_^




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