教室ブログ - 生徒の皆さんへ

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問題が簡単だからこそ、今からしっかりやっておくべきことがあると思います。


おはようございます。小菅です。

毎週火曜日は学校から真っすぐ教室入りする小学生の方の授業から始まり、中学生のみんなの授業になるまで切れ間なく授業が続く日。

中学生の授業が終わるころには疲労困憊ですぐに帰宅するのも儘ならないときがあります。笑

でも、小学生のお子さんたちは、中学生のお子さんたち以上に丁寧かつ細かく指導をする必要があると考えていまして、懸命に指導に努めています。

こちらの画像の生徒さんは、今日、私の細かいチェックに「えぇ~。先生、チェック厳しいよ~。」と言った感じでした。(まぁ、でも笑いながら文句を言えるぐらいだからまだ大丈夫だね。笑)

私が彼に伝えたのは「答えだけ当たっていても、どんな計算式で答えを求めたのか示した方がいいよ。」ということ。

しかし、彼は「でも、式を書けっては書いてないよ。」と反論。

そこで、私はこう話を続けました。「確かに式は書けって書いていないね…。でも、先生が長年、たくさんの生徒さんを授業をしてきたから言えることがある。算数ができるようになる人は式をきちんと書く人なんだよねぇ~。逆に算数でつまずく人っていうのは式を書かない人なんだよねぇ~。」

まだ小学生のうちは問題が簡単ですから、ぶっちゃけパッと見ただけで計算できてしまうものが多いと思います。

しかしながら、こういう簡単なうちに、きちんと「自分はこうやって考えましたよ」と採点者に自分の考えを伝える練習をしておかないと、高学年や中学校になってからいきなりそれをしようと思っても難しくなってしまうんですよ…。

基本的に高校生になったら「計算過程」のない解答は点数にならないですからね。

さらに、どんどん手を動かし、書きながら考えた方が内容がより綺麗に整理されると私は考えています。

そういった点を踏まえて、小さいうちから「良い習慣」を身に着けてもらえるような指導をしていきたいと思っています。

「悪い習慣は簡単に身に着くけれど、良い習慣ほど意識して身につけないと身につかない」

ぜひ、良い習慣を味方につけて、大きな成果を上げていただければと思います。それでは、また!(*^_^*)


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