教室ブログ - 学習方法について

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ごちゃ混ぜ問題を解く理由


おはようございます。小菅です。

定期テストも終わり、今、受験生のみんなは「新教研テスト」の過去問など実戦的な問題を数多く演習してもらっています。

以前からこのブログで何度もお伝えをしておりますが、ある程度、基礎的なことが理解できている段階になったならば「各単元が入り混じった問題を解くこと」をしないと本当の学力は身につかないからです。

その主な理由は下記のようなところにあります。


・市販の教材のように綺麗に単元や章立てされた問題集だと「先入観」で問題を解き始めるため、ケアレスミスが起こる。

・また、同じパターンの問題が続くため、頭を使わなくなる。だから、聞き方を少し変えられただけで対応できなくなる。


市販の教材は「新しいことを学ぶ」「習ったことの定着・フォーム固め」などとして使用するのは良いのですが、こともぎテストや入試のような問題に対応するための力を養うには少々役不足なところがあります。

特に今年のうちの受験生は普通科進学校を狙っている方が多いので、いろいろな問題がごちゃ混ぜになったものをどんどん解いていただかないといけないと思います。

ごちゃ混ぜ問題を解くことで


・「次はどんな問題が来るのか?」と心の準備をするようになり、問題に対する「注意力」が上がる。この手の問題を解き続けることで「ケアレスミス」が減る。

・パターンでは解けなくなるので、一生懸命考えるようになる。そのため「考える力」が高まる。


新教研テストの過去問のように実戦的かつ各内容がごちゃ混ぜになった問題を数多く解けるのは「塾に通う大きなメリット」の1つだと私は思っています。

ぜひ、授業中だけに限らず、どんどん積極的に取り組んで貰えると嬉しく思います。ともに頑張って行きましょうね!それでは、また!^_^


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