知識や技術だの言う前に
おはようございます。小菅です。
週末からほんと急激に寒くなってますね…。
気温差があまりにも激し過ぎて、身体が追い付かない方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
風邪などひかれませぬよう、どうかご自愛くださいませ。
今日は直接、学習の知識や技術の話ではなく、学習に対する考え方や心構えとしてのお話です。
今日、ある小学生の生徒さんとの授業がありました。
授業冒頭、その子は悪びれもせずに、私にこんな話をしました。
生徒さん:「先生、鉛筆ください。(← 鉛筆を貸してくださいという意味でおっしゃってます。)」
実はこの生徒さん、先週も筆記用具を忘れ、それがどういうことを意味するのかという話を1度していたにも関わらずです…。
これは改めてきちんと話をしないといけないと思い、私はゆっくりとこの子にこう話をしました。
先週も同じように筆記用具を忘れたよね?
これは先生個人の考え方にはなるけれど、「忘れ物をする」ってことは「授業に真剣に向き合っていない」と注意されても反論できないと思うんだよ。
人間だから誰だってうっかりミスをしてしまうってことはあるけど、2回連続だし、以前にも何度かそのミスがあったよね?
しかも、先生は先週もそのミスがどういうことなのか話をしているよね?
例えば、習字を習っている子が習字道具を持たずに教室に行ったとて何ができる?野球の試合に行く子がグローブやユニホームを持たずに試合に行くんだろうか?
やれ、かけ算がどうだとか、わり算がどうだとか知識的な話をする前に、まずはそういった学習に対する姿勢・心構えを変えないといつまで経ったとて、勉強ができるようになるとは先生は思わないよ。
本当にその物事に真剣に向き合っているかどうかはそういうところに表れてしまうと先生は思うよ。
本当にできるようになりたいと思ってこの教室に来ているなら、そういったことをきちんと理解して、できるようにしていかないとね。
これまでも私はどんなに小さなお子さんだろうが、この件に関してはいつも厳しく話をしてきました。
これに限らず、きちんと結果を出していく生徒さんというのは、教室に来たとき・帰るときの挨拶、自分が使った机や椅子を整える、消しゴムのカスを1カ所に集めるor自分で捨てる…など、いろいろな点でしっかりとされている、いわゆる「躾」の部分がしっかりされていると私は思っています。
学習塾の使命は「お子さんたちの学力を上げること」なわけですが、私自身は「学力を上げるには知識や技術の指導以上に、お子さんたちの心を育てないといけない」と思っています。
言うならば「注ぎ口が反対になっているコップにいくら水を注いだとて、その水はいつまでもたっても入らねぇよ」って話なんですよ。
だから、我々が本当にしなきゃいけないことって言うのは、お子さんが知識や技術を受け入れられるように逆立ちしたコップの向きを変える努力だろうし、その入れ物をコップからどんぶり、バケツ、大鍋…って大きくしてあげる努力じゃねぇのかなと自分は思っています。
そして、こう言ったことっていうのは、口でいうだけじゃなく、自分自身が行動で示すことが絶対に必要だと思っています。
こういうことって、小さい頃はなかなか理解はできないでしょうが、大人になったとき、自分が親になったときに「大事なこと」って気づいてもらえることだと思うんです…。
だから、これからもそういった「心の部分」を大切にしながら、お子さんたちと向き合っていければと思っています。
長くなりましたが、今日はこれにて。それでは、また!
