国語の力を高めてあげたいんです!
おはようございます。小菅です。
今日は小学生の低学年のお子さんたちの授業からスタート。
私が小学生のお子さんたち、特に低学年のお子さんたちの学習指導で気を付けているのは「国語」の指導です。
「読む力」と「書く力」をしっかり育てていくことを常に心がけながらお子さんたちとともに学習を進めています。
保護者の皆さまも度々耳にするかと存じますが国語は「すべての教科の土台になる教科」であり、国語の力を高めることが他教科にも大きな好影響を与えるというのが私の考えです。
だって、一部の英語の問題を除けば、基本的に数学や理科、社会もみんな日本語で問題文が書かれていますから、その問題文の真意が読み取れなければ解答できませんもん。
事実、小学生の高学年になり「算数が苦手です…。」と悩まれて塾のいらしていただく方の多くは、直接算数の力が弱いというよりも国語の読み取る力が弱いために、問題文に書かれた内容を頭の中で具体化し、それを数式で表現することができていないという方の場合が圧倒的に多いと感じます。
だから、国語の学習は「毎日少しずつでも継続して行う」ことが私は望ましいと考えています。
しかしながら、国語って自宅で学習するのが難しい教科ではないかと私は考えていまして、特に小学生低学年のお子さんや国語が苦手な方はそうだと思っています。
というのは、国語って「問題を解くこと」よりも「問題を解いた後の採点」の方が難しいからなんです。
例えば、教室でお子さんたちと授業をしているときによくのがこんなやり取りです。
生徒さん:「先生、これあたりでしょ?」
私:「いや、これはダメだよ…。」
生徒さん:「えぇ~、何で…。絶対これだと思ったのに…。」
私:「だって、これはさ『どういうことですか?』って問われているでしょ。だから、解答の最後は『~ということ。』のようにしないとNGなんだよ。」
この他にも「どんなとき」と聞かれれば「~のとき」、「なぜ」と聞かれれば「~だから」のように、質問に対して適切な語尾を使って解答しないといけないのですが、お子さんたち自身で解答をつけるとその辺りが甘くなってしまうものです。
他にも「記号選択問題」であれば、「なんとなくこれっぽい」という感覚で最初の答えを選ぶ。そして、それが外れたらまた同じように感覚で答えを選ぶ繰り返しになってしまうなんていうのもよくありがちです。
本当に国語の力を高めたいのであれば、そういった細かい部分を私たちのような立場の人間からしっかり指導を受けた方が私はよいと思っています。
「国語の読解が苦手で…。」と悩まれているお子さんがいましたら、ぜひ1度、お気軽にご相談ください。きっとお力になれると思います!
さあ、今日も張り切って行きましょう!それでは、また!