その答えは無いっしょ!
おはようございます。小菅です。
今日、行健中の1年生&2年生は「学習旅行」の日。(3年生は「実力テストですけどねぇ~。笑)
今日は雨の方は心配なさそうですね!楽しい旅になることを願っております。
気を付けていってらっしゃいませ~。^_^
さて、昨晩は中学2年生の数学・英語の授業でした。
数学は現在「連立方程式の文章問題」を学習中。
昨日は前回までの復習をしつつ、「道のり・速さ・時間」の問題を中心に学習を進めてもらったんですが…。
まぁ、どの世界でもある程度「一般的な数字の感覚」とか「起こりうる今後の予想」などというものがあると私は思っていまして…。
例えば、ノート1冊の値段と言われて「1000円」とか、鉛筆の値段が「-50円」とかなったら、「嘘だろ…。そんな訳ねぇよ!」と疑ってかからないといけないじゃないですか…。
まぁ、最近の中学生は「高級文房具」を使っている方も多く、シャープペン1本が3,000円とかもざらにあるから、ノート1000円ってなっても不思議じゃないのかも…。( ´Д`)=3 フゥ
昨日も「先生、できましたよ~!」と解答を見せてくれる生徒さんにツッコミまくりでした。笑
「車で走る距離が3kmで、徒歩が47kmって、なかなか厳しくない…。こいつ、車、故障でもして助け求めに行ったの?フルマラソンが約42kmだからね~。これはもう1回だわぁ~。」
「時速がマイナスになるのは中学生はまずないねぇ~。はい、もう1回やり直し~。」
生徒さんたちは「素直」って言ってしまえばそうなんですが、「本当にこの答えでいいの?」ってひと呼吸置いて、見直す「心の余裕」が欲しいっすよね。
私、高校のとき野球やってたんですけど、大抵サインミスをする人っていうのは「自分で起こりうるケース」を考えてないからなんですよ。
「もし、このカウントだったら監督はこのサインを出すかも…。」「次のバッターがあいつだから、この場面では○○か××のどっちもあり得るかな…。」って感じで、きちんと考えないとダメだと思うんですね。
そのためにも、まずはいろいろな「予備知識」や「体験」って大事だと私は思うんですよ。
例えば、さっきのノートや鉛筆の値段の感覚だって、自分自身で買いに行くという体験がなければ値段感覚は掴めないですもんね。
そんなことを考えると、私は塾内でどんどんいろんな体験をさせてあげられる機会を作ってあげられればなと思っています。
ただ、あれもこれもって手を伸ばしすぎると、どれも手薄になってしまいそうですから、少しずつ広げていければと思っています。
今日も焦らず、のんびり、じっくりと取り組んでいきましょうね!それでは、また~。^_^