教室ブログ - 教室のようす

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社会は繰り返しすことが大事だけど…。

おはようございます。小菅です。

もう、毎日同じような話になってしまうのですが、今日もマジで寒いですね…。

生徒のみんながいる時間帯はみんなの熱で温かいんですけど、みんながいないときは本当寒くて、寒くて…。

寒いだけならいいんですが、もし、雪が降ろうもんならゾッとします…。

頼むから来週の冬期講習会中は雪降んないでくれぇ~。雪かきした後の丸1日授業はきつ過ぎるぅ~。笑



さて、今日は真面目な学習のお話を少しだけ。

学習塾の仕事をして30年になりますが、本当に良く聞く言葉の1つがこちら。

「社会は暗記。だから、とにかく何度も何度も繰り返して学習することが大事!」

これは間違いなく事実ですが、生徒さんたちの中にはこの言葉を「テキストを何度も繰り返し解いて、’問題文”と”答え”を覚えること」と解釈している方も少なくありませんが、これは危険だと私は考えます。

直近の定期テストでとにかく点数を上げるために学校ワークの問題と答えを覚えていくみたいな状況ならまぁ仕方がないかなとは思いますが、実力テストや入試本番に通じる力を付けようと思うのならば、このやり方はNGだと私は思います。

なぜなら、このような学習方法ですと問題文が変わったら全く太刀打ちが聞かなくなってしまうからです。

いわゆる「目先のテストのため」だけになっていて、「本当の力をつけるため」にはなっていないってことです。

用語(答え)を覚えることは大事ですが、答えに関する背景や繋がり、周辺情報なども関連付けながら覚えていくことが大事だと私は思っています。

イメージ的には「答え」を中心にして「情報」をどんどん円状に広げていくような感覚です。

そのうえで欠かせない繰り返しは「教科書の熟読」だと私は考えています。

本屋さんに行けばさまざまな要点集や参考書が並んでいますが、まずはいちばん身近な教科書を何度も何度も繰り返し読む、分からないことがあったら教科書を使って調べるということを繰り返してほしいのです。

長年現場で生徒のみんなの学習の様子を見てきましたが、社会の成績がしっかり取れるお子さんほど、教科書の利用や音読を重要視している思います。(ちなみに音読は科学的にもかなり理にかなった学習方法です。)

私ならこんな流れの学習を繰り返し実施しますが、みなさんはどうですかね?




1) 今日取り組もうと思っているワークのページ内容に該当する教科書の対応ページを読む。

2) 問題に取り組む。

3) 丸付けをして、答えられなかった、覚えきれていなかった箇所を教科書を使って確認する。




この流れを基本にしながら必要に応じて資料集や地図帳、年表などを利用していくと良いのではないかと思います。

あとは、1度自分自身で情報をノートに整理するのも良いですよ!

もし、進め方についてもっと詳しく知りたいという方はお気軽にお声がけくださいね! それでは、また!^_^


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