教室ブログ - 教室のようす

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本当にその答えでいいの?

おはようございます。小菅です。

いつも同じ話になってしまうんですが、毎日、毎日、本当に暑いですよね…。( ´Д`)=3 フゥ

暑さへの耐性は自身がある私ですが、今年の夏はちょっと暑さの質が違うように感じています。

朝起きて外に出ただけで「やべぇ…。」って感じますもんね。普通、日中は暑くても朝晩は涼しいもんですが、今年はそれもないですもんねぇ…。

どうか、体調が優れないときは無理をしないでくださいね!



さて、以前から私はたびたびこのブログでお話をしているのですが、ある程度の学力がついてきたら「いろいろな単元の内容がごちゃ混ぜになった問題を解かないと力がつかない」と考えています。

その点を踏まえますと、今回、受験生のみんなに取り組んでもらっている英語のテキストは良いつくりだなぁと感じてします。

どこが良いかっていいますと、ふつう、多くの教材は綺麗に「項目ごと」に問題が並んでいます。「進行形」なら進行形ばかり、「不定詞」なら不定詞ばかりって感じです。

こういう問題配置になりますと、多くのお子さんは頭で考えず、パターンで解き始めてしまうんですよね。

「あぁ、進行形だからbe動詞+~ingにすればいいや~。」「不定詞はto+動詞の原形だよねぇ~。」って感じて、もうとにかく「手の運動」のように何の疑いも持たずに解答していくわけですよ…。(;´д`)トホホ

こうなってしまうと「本当の力」がつかないんですよ…。自分の頭で考えないとダメなんです…。

でも、今回のテキストはそんなお子さんたちの行動を読んでいて「そんな単純じゃないからね…!!」って感じで、要所要所にちゃんと「変化球」を織り交ぜてくれているのがいんですよ…。

例えば、昨日、ある生徒さんは既に「受け身(受動態)」の学習に入っていたんですが、見事に次のような問題で術中にはまっていました。

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◆ 次の英文がそれぞれ正しい文になるように,( )内の語を適当な語を入れよ。

My father is (     ) by the window. ( stand )
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「受け身」の学習とばかり思って取り組んでますと、「あぁ、isの後だから過去分詞だね! 超楽勝じゃん!」って感じますが、これ、受け身の分じゃないです。

この文の「by」は「~によって」の意味で用いているのではなく「~のそば」の意味で用いられていて、この文は「現在進行形」の文なわけですね。

次々問題を解くだけでなく、一旦立ち止まって「本当にこれはこの答えでいいのか…?」と慎重になることが大事ですよね!

ぜひ、そんなところを気をつけながら演習に取り組んでいただけると嬉しいですね。

さあ、今日も1日、元気出して行きましょう!それでは、また! ^_^


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