「なんでだろう…?」という視点を大切にしてくださいね。
おはようございます。小菅です。
週末、定期テストを控えた中学生の方々は黙々と「学校ワークの解き直し」を入念に行っていました。
その様子を「良い取り組みをしているなぁ~。」と思いながらジッと見守っていました。
以前から何度かこのブログでも書いておりますが、学校の定期テストは「授業内で学習したことがきちんと理解できているかを確認するためのテスト」
だから、学校で使用した教材(学校のワーク、授業内のノートや使用したプリント類など)を何度も反復して完全定着させておくことが大事です。
しかし、ここで1つだけ注意点があります。それは…。
「ただ答えを覚えるだけじゃ意味がないよ!!」
生徒さんの中には「繰り返しとくこと」が「答えの暗記作業」になってしまっている方も見受けられます。
直近のテストのことだけ考えればそれも点数を取るためには仕方ない場合もありますが、私個人はとても無駄な時間に思えてなりません…。
だって、学習したものとまったく同じ問題が出ればいいですが、最近の先生はそんな軟な問題を作らず、出題の仕方も工夫されている先生が多いですから、そういう学習の仕方では点数が取れないです…。
昨日、小学生の算数のお話をしましたが、ここでも大事なのは「自分自身の頭できちんと考えて問題を解いているか?」という点なんです。
単純な用語を覚えるようなものは別として、数学の応用問題、英語の並び替えや自由作文、理科や社会の記述問題などはぜひ「なんでだろう?」という点を意識して取り組んで欲しいのです。
これは学習だけに限らず、部活でも日々のお手伝いでもなんでもそうだと私は思っていますし、今までの長い指導経験を踏まえるとそこがしっかりできている生徒さんは成績向上をきちんと果たしてくれている気がします。
「悪い習慣は自分を甘やかせば勝手に身に付き、自分の足を引っ張る。しかし、良い習慣は自分の味方になってくれるが、自分に厳しくしないと身に付かない。」
お互い「自分自身で考える」という良い習慣を身に付けられるよう、日々意識して取り組んでいきましょう。(あまりにも自分に厳し過ぎると精神がやられるのでほどほどにですけどね…。笑)
さあ、今日も1日、張り切って行きましょう!! それでは、また!! ^_^