おはようございます。小菅です。

昨晩は中学3年生との授業。私は、前半は普通科進学校受験希望者のクラス、後半は県立高校受験希望者のクラスを担当します。

普段、私は両クラスの英語の担当ですが、ここ最近、後半クラスのみんなには私の授業時間でも数学を進めてもらっています。

と言うのも、来週から始まる「冬期講習会」前に、ある程度「相似な図形」や「三平方の定理」、「円周角」の問題が解けるようにしておいて欲しいんですが、演習量がまだまだ不足している方が多くみられるからです。

これらの単元の学習の基礎的な知識が分かっていないと、本格的な入試問題がまったく手が出なくなってしまうんです。

福島県の場合、円周角は証明問題、相似な図形や三平方の定理は空間図形の問題を解くときに必要です。（すでに県立入試の過去問に取り組んでいる普通科進学校受験希望者の皆さんは私が話をしている内容は実感していただけるのではないかと思います。）

昨日の授業でも、「どうすればもっと計算がスムーズになるのか？」という点を、具体的な実例を数多く挙げながら解説させてもらいました。

すると生徒さんたちからは「そっか…。そう解けば楽になるのか？」「なんで学校ではこういうことを教えてくれないのかな…。」…などの声があがっていました。

生徒さんたちにはいつも口が酸っぱくなるほど繰り返して話をしているのですが、「計算の手数が増えると、それだけミスが出る可能性も高くなる。だから、できるだけ計算を工夫することで、計算をシンプルにし、手数とミスを減らすべき。」だと思っています。

しかしながら、無理にそれを実行することでかえって計算が混乱してしまう人もおりますので、それは生徒さんの力量に応じて、少しずつ習得していただけるように気を付けてはいます。

特にこの時期は入試本番が近づき、ただでさえいろいろなことを覚えなければならない時期ですので、あまり無理をさせてしまうと生徒さんがパンクしてしまいますので…。

昨日の授業でも話をしましたが、「入試勉強は大変なのは間違いない。でも、だからこそ、そんな中でもみんなに数学の楽しさを伝えてあげられたらと思っているよ。楽しいと思えることの方が積極的に取り組めるからね！」と私は思っています。

これからも入試本番まで、まだまだ数学の点数は伸ばせますよ！ぜひ、力を合わせて取り組んでいきましょうね！それでは、また！(*^_^*)